しんどいとかさむいとか言わない人間の心理について

 

ネガティブな言葉を絶対(極力)に口にしない人っているよね、いま一緒に住んでる人がそうなんだけど、そういえば今までにも何人かあったことあるな。ぜったい疲れてるじゃん、みたいなときに疲れたの?て聞いても「疲れてない」っていうし、こいつ風邪だろ?みたいなときも「しんどくない」っていう。ぜったい寒いのにふるえながら「寒くない」っていう。

 

は?意味わからん。謎の強がりなんなん、まじウケるんだけど? とむかしは思っていたけど最近はなんとなくその心理がわかってきた。

 

ネガティブな発言を極力しないのは強がりっていうか、「弱音を見せたくない」ていう気持ちがのがその人の無意識の中にあるんだよね、当の本人は気づいてないこと多いけど。

あんまり他人を信用していない。信用してないっていうか恐れてる。傷つけられるんじゃないかって怯えてる。そんな状態じゃ弱音なんかぜったい吐けないよね、弱みをみせたらヤラれるじゃん。

 

いつも気張ってて、それがデフォルトで生きてるわけで、それを長いことやってると感覚がバグってきて自分の感情を感じる機能がマヒってきちゃう。これが問題なんだよね、よくない。自分のストレスをストレスだと感知できなくなる。ほんとはしんどいのにしんどくないって勘違いしちゃう。

別に強がってるわけじゃなくて、本人は「ぜんぜん大丈夫!」ってガチで思ってる場合がけっこうある。ぜんぜん大丈夫じゃないです。

 

ネガティブな発言しないから、周りの人からしたら、ポジティブな人、明るい人、強い人に思われたりしがちだけど、メンヘラよりよっぽどこじらせた闇深にんげんだったりする。もちろんただのハッピー野郎な可能性もあるよ。

 

どうやって見分けるかだけど、どうやって見分けてるか自分では分からないから説明できないな、ほぼ直感?てかんじだし。目を見たらだいたいわかるし、ちょっと喋ったらほぼわかる。どこかがおかしくなってる人はなんていうか違和感があるんだよな、存在に。