「おいしい」という快感に打ち勝てる人間になりたいよ

 

私の身体は平均より小さい、143くらい。だから?なのかは分からないけどあんまりご飯を食べなくても生きていける作りになっていると感じる、人より省エネにできてる。たぶんこの体には1日1食とかがちょうどいい食べ物の摂取量な気がします。

一見いいことのようだけど、それを私は悲しく思うときがある(多々ある)。

だってもっといっぱい食べたいんよ!

美味しいもんってこの世界にたくさんあるじゃん?1日3食たらふく食べたいよ、ついでに言えばおやつとか食後のデザートとかもモリモリ食べたい。

だけど実際は全然それが叶わない。

嬉々として焼肉を食べた次の日は、夜の9時くらいまでお腹が全く空かないし「今日は飲むぞ〜3件でも4件でも行ったら〜」と息巻いてても、一件目で満腹で気持ち悪くなるし、ぜんぜんダメダメよ。

 

「おいしいものを食べたい!」という欲求を我慢できなくてお腹は空いてないのに、欲望に負けて何かしら食べちゃうことがけっこうある。それで気持ち悪くなったり吐いたりすることもあって、あっちゃーよくないなあとそのたびに思うんだけど、いつも目の前の快楽につい屈してしまうんだよな、あとでしんどくなるって分かってるのにやっちゃう、愚か者ですね。

以前はその食べすぎちゃうっていう症状は、「なんらかの欠乏感」からきている気がしていて、実際そうだったんだと思う。心の中にポッカリと穴が空いていてそれを食べ物で埋めようとしていた。食べる という行為で思考を停止させている感覚があった。だけどその穴が食べ物なんかで埋まるはずはなくて、埋まらないからもっとどんどん食べちゃうっていう悪循環。

過食症の原因ってそれだと思うんだよね。

私の場合、過食症ってほどじゃなかったけれど、まあプチ過食症みたいな感じだったと思う。私は太りたくないとか痩せたいとか特にそういう願望があまりなかったからよかったのかもしれない。ただ食べ過ぎてしんどいっていうだけで済んでた。それもどうやって感じだけど。

 

キネシオロジーのセッションをしてもらったときに前世で奴隷だったときの飢餓感から影響を受けている 的な情報があがってきたんだけど、それもあるなとすごい納得した。

ひとりっ子なのに早く食べないとなくなる!っていう焦りが漠然とあって早食いのくせが治らなかったり、お腹が減るっていうことへの恐怖みたいなのがあって、空腹を感じる前に食べちゃうみたいな。

調整してもらってから、なにかを埋めるように食べることとか焦りとかはだいぶ減ったんだけど、いかんせん「食への執着」みたいなのがすごいんだよな。ご飯なんでもいいとか食べれたらいいとか毎食おんなじご飯の人とかいるけど、マジで理解できん。もったいなくね?!うまいもの食いたいよ?!?!ってなる。俗物の塊よ。

 

次はこれをいかに手放していけるかだなあ、と思っていて。自分に必要な分だけを適量、丁寧に最高に美味しく食べれるようになりたい。身体がしんどくならないようにしてあげたい。食の誘惑に打ち勝ちたいぜ。少し寂しい気もするけれど、自分のためにも地球のためにもそれがベストだし。自己調整もっとしないとな。がんばるぞ〜

 

とりあえず目の前の美味しいご飯をめちゃめちゃ大事に味わって食べようと思います。