考えたら負け。感じたら勝ち

 

 人間関係において大切なのは、相手が何を言ったかとか、何をしてくれたとかではなく、その人と別れたあと、電車の中などで一人になったときに、相手に対して自分がどう感じているのか? だと私は思っています。

 なんだか疲れたな、よく分からないけどモヤモヤする、とか、時間のムダだった…と感じるのか、心がホワホワと暖かくなったり、自然と笑みが零れたり、別れたばかりなのにもう会いたい、と感じているのか。

  もちろん、後者の感情を感じる人間が正解だ。(まあ正解なんてものはないのですが)

 そういう後味のいい人間達と、私は付き合うように心がけている。

 不思議なんだけど、会っている最中は楽しくて嫌なとこも全然ないのに、終わってみると、なんだか疲れていたり、消耗してることがある。

反対に、遊んでるときは、あー この人のこういうところヤダな、なんて思ったりしてるのに、後から振り返ってみると、めちゃ楽しかったなニコニコ、また遊びたい、となることもある。

 

 どうやら、心がどう感じるのか、というのは、理由とか理屈とか、そういうのを超えたところで起こっているらしい。うまく説明できないけど、ただそう感じるのだ。「Don’t think, feel!!」ということか?

 

 私はそういう言葉にできない、うまく説明できない直感みたいなその感覚を大事にしていきたい。それが、スピリチュアルに生きる、ということだと思うから。