愛が終わることなんて、永遠にないよ。
「いっそ嫌われたいんだけど」って言ったら「それはむりだよ」って君は哀しげに笑ったね。じゃあ死んでよ、一生愛してあげるから
あの人は元気だろうか。真っ暗な世界から私を救い出してくれた人、唯一の光。生きる希望をくれた。愛することがどういうことなのか教えてくれたね。
はじめて、私が愛した人。
この人の為ならなんだってしたいと思った。命だって惜しくなかった、それくらい好きだった。
好きだった、なんて過去形で言っているけど、ほんとは今でも好きなのかもしれない。それはきっと相手も同じ気持ちだから、とか1年に一度か二度とかかってくる電話のせい、なんて理由をあげようと思えばいくらでも挙げられるのだけど、それよりもなによりも、ただ、愛してしまったから、それが全てなんだと思う。
愛が終わることなんて永遠にないよ
いちど好きになった人間のことを嫌いになる、という意味が私には分からない。
もし嫌いになったとしたなら、それは最初からホントの意味では好きじゃなかったのだ、たぶん。
あれほど愛したのは後にも先にもあの人だけだったけれど、あれから、この人のこと好きだな〜って思う人は男女問わず何人かできて、そのことを私はとても嬉しく思う。
そして、その全員のことが今も好きだ。これからもずっと好きだと思う。
愛するということ
一度愛してしまうと、それは、もうその人の全てを許し受け入れ愛するということだから、どう頑張っても嫌いになることなんて、できなくなってしまう。
だからこそ、愛す人は慎重に選ぶべきなのだけど、愛には理性の及ばぬどうしようもないみたいな部分もあるから、これはしかたない。
例えば、誰かとお付き合いしたとして、時が経ってお別れの時がきたとしても、それは嫌いになったから別れる、とかではないんだよな。
ただタイミングというか、人にはその瞬間瞬間で必要な場と人っていうのがあるからそこに移動していくだけ。好きな気持ちは変わらない。
私の愛した人たちが、私と同じように私のことを愛してくれたらいいなあなんて、そんなことを思ったりもする。
まあだけど、そうであってもそうでなくても、私は貴方達のこときっと死ぬまで大好きだからね、という気持ち。
みんなしあわせになってね。